歯が抜けると食べたり話したりすることが不便になるばかりか、見た目も悪くなってしまいます。また、歯が抜けた状態を放置することにより、歯が移動し、全体のかみ合わせも狂ってきてしまいます。そこで、歯を失ったら歯を補う治療が必要となりますが、特に広い範囲で歯を失った場合に一番ポピュラーなのが入れ歯治療です。少数しか歯が欠損していない場合でも、入れ歯には数々の利点があります。
ブリッジやインプラントと違い、入れ歯は歯がなくても骨が痩せていてもどんな場合にも対応します。
インプラントのように外科手術を必要としません。
金具がかかる部分を若干削る場合がありますが、ブリッジのように歯を多く削ることがなく、歯を痛めません。
取り外してお掃除できますので、お手入れが簡単です。介護する方にとっても外して洗えますので非常に便利です。
保険の入れ歯の場合、割れたりしても修理が簡単です。また、残っている歯を抜くことになっても修理をして使うことが可能です。
型取りをしてから3、4回で歯が入ります。インプラントのように数ヶ月待つ必要がありません。
上の前歯がなくなって、この部分の歯ぐきが痩せてしまっていると唇の張りがなくなり、老けた印象となります。この張りを回復できるのは入れ歯だけです。
保険診療の入れ歯は安価で作ることができます。
入れ歯を入れて間もない頃は違和感があったり、発音がしにくかったり、食べにくいなどの不具合が出やすいですが、慣れてくることで解決してくることが多いです。
歯のない場所によっては入れ歯を固定する金具が見えてしまうことがあります。
骨の状態などにより、調整してもなかなか痛みが取れにくい場合があります。
外科手術に恐怖感や抵抗があったり、糖尿病や高血圧、骨粗しょう症などの持病で手術ができない方
ブリッジのようにたくさん歯を削るのに抵抗のある方
保険治療でできるだけ治療費の負担を抑えたい方
口元の張りを戻して若返った印象にしたい方